ライブラリハビリネットワークとは

2025年には少子高齢化がピークをむかえ、介護者(介護力)の減少と要介護者の増加が今以上に深刻で身近な問題となってきます。介護力が不足したそんな社会で、健康寿命を延ばし、地域での支え合っていくには自助・互助を旨とした「健康福祉文化」をどのように創っていくかが重要な鍵となってきます。訓練を受けた理学療法士が健康寿命延伸、障害予防、介護教室等の活動をするだけでなく、多くの人たちが関心を持ち気軽に参加する場を提供することが求められます。
 そこで、誕生したのが、「ライブラリー(図書館)」と「リハビリテーション」を掛け合わせて考えだされた「ライブラリハビリ」です。小さな子供からお年寄りまで、身近にあって誰でも無料で使える施設、図書館。そこで、健康や、障害予防、介護予防などに関連する講座やセミナーを開催することは、病院や保健所などに比べて、気軽に参加してもらえるだろうという思いが込められています。