下腿三頭筋トレーニングで転倒予防 紹介本『『巨人の星』に必要なことはすべて人生から学んだ。あ。逆だ。』

 

  ふくらはぎを引きしめて転倒予防

 

転倒予防におすすめの筋力トレーニング。

今回は下腿三頭筋についてのお話です。

 

下腿三頭筋は、腓腹筋とヒラメ筋の総称で、

主に足首を下に曲げる(足関節底屈)ときに働きます。

 

つま先立ちをするときに働くふくらはぎの筋肉、

そうイメージするとわかりやすいでしょう。

 

ではこの下腿三頭筋が衰えるとどのような不都合があるのでしょうか。

 

この筋肉は足首のまわりを安定させる機能があります。

例えば立った姿勢で重心が前方に移ったとき、

動揺を制御するような働きもあるのです。

 

よって下腿三頭筋が衰えると、

立ったり、歩いたりする際に疲れを感じやすくなります。

 

また足首のまわりが弱くなると、

足を振り出す速度が低下して歩幅が小さくなってしまいます。

 

そのため足先が引っかかりやすくなり、

転倒しやすくなってしまうのです。

 

また下腿三頭筋が硬かったり、

筋肉量が少なくなってしまうと、

むくみの原因となることもあります。

 

立った姿勢を続けていると、

どうしても血液が下半身にたまりやすくなってしまいますね。

 

この下半身にたまった血液を全身に巡らせるためには、

下腿三頭筋がしっかりと働くことによって、

血管をポンプのように押し出してやり、

静脈血を押し上げることが大切なのです。

 

いかがですか。

下腿三頭筋はとても大切な筋肉である、

ということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

ここではとても簡単なトレーニング方法を紹介します。

  

            10~20回行いましょう。

  バスの中での秘密訓練

 

こんにちは。

昭和文化探検家のまめだぬきです。

 

今回は下腿三頭筋トレーニングですか。

 

それにしてもヒラメ筋だなんてとてもユニーク。

 

なんでもこの筋肉名、

魚のヒラメに形が似ているところからついたようです。

 

トレーニング方法は簡単、

要はつま先立ちなので、

今日からでも始められそうですね。

 

さて、つま先立ちトレーニングで思い出すのは『巨人の星』。

 

その場面を面白おかしく紹介しているのが、

今回取り上げるこの本、

『『巨人の星』に必要なことはすべて人生から学んだ。あ。逆だ。』です。

 

著者は堀井憲一郎さん。

 

週刊誌に「ホリイのずんずん調査」を長期連載していたので、

ごぞんじの方も多いのではないでしょうか。

 

著者はこの本の中で、

自分自身のつま先立ち訓練の経験について語っています。

 

『巨人の星』には次のようなエピソードが出てきます。

 

飛雄馬が巨人の2軍に入団した日、

多摩川グラウンドへの送迎バスに乗ると、

誰も座席に座っていません。

 

なんと先輩選手たちはつま先立ちになっているではありませんか。

 

そう、つま先立ちになって足腰を鍛える訓練をしていたのです。

 

ガーン!!「これがプロか」

この事実を知った飛雄馬は衝撃を受けるのでした。

 

著者はこれを読んで、

お手軽そうなのでやってみたそうです。

 

しかし、続かない。

 

3日続かないというレベルではなく、

3分も続けられなかったという、

情けない思い出がつづられています。

 

そっかー、

要はつま先立ちなんでしょ、

とナメてちゃイカンわけですね。

 

継続は力なり。

 

コツコツ続けよーっと。